今日はお気に入りの、お花の髪飾り
                  それから、いつもとちょっと違う淡いピンクの入った
                  スカートなんかを着てみたり・・・。
                  彼は気付いてくれるかな。
                  そう思って、鏡を見てみる。


                  「!」
                  嘘、やだ、どうして?
                  体が小さくなってる。
                  だからスカートも上手く着れなかった?
                  ワンピースを新しくおろして、ぴったりとしたことに
                  何故だか胸が苦しくなる。


                  どうしよう、どうしよう、どうしよう!
                  こんなわたしじゃ、嫌いって言われちゃう?
                  子供のわたしはキライ・・?
                  涙がこぼれてきた。
                  ぽたり、ぽたり・・絨毯に染みこんでいく。
                  また、わたしは取り残されちゃうの?


                  ガチャリ、とその時ドアが開いた。
                  「よーお、リディア・・っておい!」
                  !!どうして、こんな時ばかり。
                  あなたはいつもわたしが泣いてる時に限って来る。
                  「大丈夫か?」
                  彼の顔が見たくなくて、ふっと視線を背けた。


                  そしたら、頭にぴこんっと衝撃が来た。
                  「ったあ」
                  間抜けな声を上げると、なんだか締め付けられるような感じがした。
                  「お前、なんで中途半端にミニマムなんかに・・」
                  「え・・?」


                  戸惑うわたしに、目の行き場に困ったように彼はおずおずと言う。
                  「それはいいから、よ・・ほら、これ、ローブ」
                  締め付けられるような感じがしたのはそのせいだったのね!


                  ボタンのはじけたワンピース。
                  ばか!と、小さく言って彼の差し出したローブを受け取る。
                  わたしのサイズに合った、淡い黄緑。
                  「・・ありがと」
                  「うん、やっぱその色だな。お前は」
                  にかっと彼が笑う。
                  つられて、わたしも笑う。


                  きょうはすてきな、グリーンデイ。