「古泉」

                  俺は古泉を呼び止める。

                  「なんですか?」

                  「お前、俺のこと好きなんだろ?」

                  「はい?」

                  これが当然の反応だろうな。

                  てっきり俺は古泉がそうリアクションすると思いながら
                  その反応を見ていた。

                  「な、な、」

                  頬を染めて、口をパクパクして。

                  そしてどうにも夏の暑さにやられた俺は
                  その古泉にキスを仕掛けてやった。

                  するとどうだ、古泉はさらに頬を赤く染め
                  目をパチパチとさせている。

                  「な、なにをするんですかっ!?」

                  「キスだ」

                  「そうではなくてっ、その、えーと」

                  「だから、お前は俺のことが好きなんだろ?」

                  古泉は観念したように、小さな声で
                  はい、といった。




                  過去15497回のシークエンスにおいて
                  この行動をとったのは一回のみ。